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前橋市郊外で建設中のM家住宅が上棟しました。

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工場で壁パネル、床パネル、屋根パネル等を製作し、
3日間で現場で組み立てています。

枠組壁工法(通称ツーバイ)のため建て方が終わった時点で外観が現れます。
外周は合板が張られ非常に強度のある構造になっています。

また建物内部も沢山の間柱が入った壁で構成されており、
十分な強度が確保されています。

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写真は1階部分の壁ができた様子です。
奥にある大きな壁は吹き抜け部分です。バルーン壁と呼ばれツーバイシックスの間柱で構成されています。

下の画像は2階床パネルの施工状況です。高い精度で床組がつくられてゆきます。

下の画像は屋根パネルの施工状況です。

安全性確保のためと生産性向上のためこの工法を採用するハウスメーカーが多くあります。

しかし、設計事務所でこの工法を採用しているところは意外と少ないのです。
デザインスタジオ麦工房では、この工法を主体としてお施主様にあった個性豊かで
安全な家づくりをお手伝いしています。



前橋市紅雲町で計画中のMさんの家の基本設計が終わりました。

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間口が10m、奥行きが27mと細長い敷地にこの家は計画されています。

全ての部屋が南に面した明るい家です。
お気に入りのフォルクスワーゲン(ビートル)を置くビルトインガレージ、
奥行きが9mもあるリビング、2匹のワンちゃんのためのサンルームなど
いろいろな夢が詰まった住宅になっています。



工事に先立って行われた地盤調査の結果、
地面下1メートルにある関東ローム層が建物の支持地盤になりました。

支持地盤まで表層の土を取り除き、根切底の支持地盤を確認しました。
砕石が500センチ厚敷かれ転圧をすることで地盤改良が行われます。
その上に、べた基礎が施工されます。

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M%E5%AE%B6%E6%A0%B9%E5%88%87%E5%BA%95%E7%A2%BA%E8%AA%8D%EF%BC%92.jpg地盤調査の通り1mのところに関東ローム層が
確認されました。



八幡宮の神主様をお迎えして
地鎮祭が行われました。

寒い日が続いていましたが、
儀式の間は、風も止み暖かな日差しが降り注いでしました。

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新年早々に着工されます。



来年早々に着工するM家住宅は、既存の母屋を取り壊し建て直されます。

新築工事に先駆けて、仮住まいが準備されました。

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もとは庭にあった倉庫ですが、断熱材を充填した内装が行われました。
また、シャワールーム、トイレ、キッチンが設置され生活環境が整いました。

解体される母屋脇の50年間使われずにいた井戸は、
水質が良好で、しかも十分な水量があることが分かり再利用されることになりました。

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写真は補強工事の様子です。
素掘りの井戸はコンクリートの管で崩れないように保護されました。



東京都内で改装中住宅の様子です。

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鉄筋コンクリート造築28年の建物をリフォームしています。

ライフスタイルや嗜好に応じた間取りへの変更、壁・天井などの仕上げの変更、
キッチンや浴室、設備機器の更新とそれに伴う配管・配線のやり直しが
主な工事内容になりました。



K邸は塗装工事、家具・器具設置工事を残すだけで
建物の工事は終わりです。
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玄関へのアプローチは建物の東側です。
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建物の中心にあるサンルームは杉板サイディング張りです。
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今月末には外構工事も終わります。
作品集でご紹介いたします。




前橋市の郊外に計画中のM家住宅では、家相チェックを行いプランニングに反映しています。

家相は、東西南北を基本に暦などを含め、太陽と大地と季節などを考慮し、
自然に左右される環境下で、穏やかな生活ができるように、
経験から割り出した知恵といえます。

建築技術や冷暖房衛生設備が発達した今日、かつてのように生活が、
自然に大きく影響を受けることは無くなり、
家相を気にする必要はなくなってきています。

しかし、理屈では分かっていても、ちょっと気になるのが家相の不思議なところです。

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当初計画案
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変更後の計画案

M家住宅では、

家相の視点から:
1)当初の計画案で東にあった玄関を南東に移動する。 ・・・吉
2)敷地内の東にある建物より高くする。       ・・・吉
3)平面図の北西側にあった欠損をなくす。     ・・・吉

建築計画上の1)~3)の解釈:

1)この建物の東側には2階建ての倉庫があり、玄関を東側に設けた場合、アプローチから建物の入口が
  分かりにくい位置にありました。
  玄関を南東側に設置することで、道路から奥まった建物ですが、玄関がわかり易くなりました。

2)東側の倉庫は背が高いのですが、計画の建物を倉庫より高くすることでヒエラルキー(敷地内の建物の優位性)を
  表現しています。
  具体的には、2階サンルームの空気抜きの小屋根を上に付けることで、建物の高さを上げることになりました。

3)建物は、平面的に矩形のほうが構造的に安定しているのですが、その考えに基づき、北西部分のヘコミを
  なくしました。
  
家相と論理性を合わせ計画の変更が行われたわけです。

麦工房では家相についても、必要に応じてチェックしています。




建設中のK邸では、外壁に透湿防水紙が貼られ
外装工事がスタートします。

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サンルームの屋根にガラスが張られました。
今までシートで覆われ暗かった室内は、とても明るくなりました。

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サンルームを室内から見上げた様子



上棟を5月22日に終えたK邸では屋根工事が施工されています。

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2寸勾配(2/10)の緩勾配なので、漏水対策と材料の劣化を考慮し、
ガルバリューム鋼板の縦はぜ葺きにしてあります。

大屋根の雨水を受ける軒樋は巾90cmもあり、FRPでつくられました。