2013/7/14
萩まち荘 地中から見つかったもの
萩まち荘の基礎工事では、地面から60cm~1m程根切工事(地面を掘る工事)が行われました。
かつてこの土地にあった、住宅の基礎や、青果市場の基礎の一部などが見つかりました。
建設会社としては、廃棄物として処分しなければならない、やな物なのですが、
この土地の歴史に触れることができる楽しみもあります。
そんな中、地中から面白いものが見つかりました。
透明なガラスの瓶です。
ガラスが厚く、ずっしりと重い瓶でした。
肩の部分にはKINSENとローマ字で書かれており、
底に近い部分には日本麦酒鑛泉株式会社とかかれていました。
早速ネットで調べてみると、1921年~1933年(大正から昭和の初期)の間に製造されたサイダーの瓶だと判明しました。
建物をつくるということは、歴史の上に、新しい歴史を創造することなのだと気づいた瞬間でした。
「日本麦酒鑛泉 1921年根津嘉一郎が経営する加富登麦酒(カブトビール。愛知県半田市)が帝国鉱泉(三ツ矢シャンペンサイダー)と日本製壜(山本為三郎創業の製ビン会社)を合併して成立。1925年横浜の金線飲料を合併。ユニオンビールを主力商品とし、カブトビール、三ツ矢シャンペンサイダー、金線サイダーを製造販売していた。特に大日本麦酒とは激しい販売競争を繰り広げたが、1933年に大日本麦酒に合併。」