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麦工房ブログ

2013年06月 アーカイブ

サービス付き高齢者向け住宅「萩まち荘」の現場では
地盤改良工事が進められています。

この地域は、かつて利根川の流域でした。
そのため、砂礫が蓄積した厚い層が地面から1.5mの深さにあります。

この砂礫層が「萩まち荘」の地盤になります。

1.5mの長さのセメントで固められた地盤改良杭が現場で施工されます。
170本以上の杭により、「萩まち荘」はしっかりと地盤に直接支えられます。

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地震の少ないこの地域ですが、地盤改良により地震に対して万全な建物になります。



麦工房が企画・設計・運営するサービス付き高齢者向け住宅「萩まち荘」の工事が始まりました。

年をとり要介護になっても、住み慣れた地域で、近所との接点を持ちながら安心して生活できること、
それが多くの人の望みです。

地域計画を本来の活動領域とする私たちは、高齢化が顕著なこの地域の実情を考え、今回のこのプロジェクトを
企画し、実現に向けて進めています。

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模型は、前橋第3中学北側を走る道路からの様子です。

この地域にある古くからある建物のデザインを
要素に加えることで、
親しみのある表情の建物になりました。

全国規模で事業展開する大企業の高齢者施設とは性格の違う、
地元に住む私たちが、地元の人のために、地元との絆を大切にした、手作り感覚の建物にしようと
考えています。

「萩まち荘」の名称に使われた「萩町」は昭和40年以前の旧町名です。

地域の人々の意識の中に深く刻まれている町名を建物の名称に採用しました。

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書家の植原豊秋先生に館銘を書いていただきました。
私たちの建物への思い先生にお伝えし、
書で表現していただきました。
趣のある温かなロゴができました。


この建物は、ヘルパーステーションを併設した28室の住戸をもつサービス付き高齢者向け住宅です。
24時間の見守りサービスを行うことで安心した生活を送れます。

ヘルパーステーションは、入居される方に限らず、地域にお住まいの方々も対象に訪問介護サービスを
行う予定です。

ホームページにて工事の進捗状況を逐次、紹介していこうと思います。