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麦工房ブログ

2011年06月 アーカイブ

仕事から一歩離れて、
私たちの周りであった事柄など
いろいろとご紹介しています。

ブログの名称のVedete "Nostra Vita".とは
イタリア語で「私たちの暮らしの紹介」といった意味です。

Vedete "Nostra Vita".ご興味のある方はこちらへ。



紅雲町の家の現場ではべた基礎が打設されました。

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コンクリート打ちの様子

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コンクリートの品質をチェックしました。

スランプ試験による流動性チェック、
空気量測定による連行空気性能チェック、
コンクリートの適正打設温度チェック、
そして、コンクリートの試験体を採取しました。
この試験体は1週間後と4週間後に圧縮試験を行い
強度を確認します。




M家住宅の現場では、外部足場がはずされました。

建物の全容が明らかになりました。

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和風の玄関や庇と洋風のハーフティンバー(柱・梁)が調和した家になっています。

和風にこだわりのあるご両親とモダニズムが好みの息子さん夫婦の両者の希望が
うまく融合した形になりました。



コンクリートの打設工事に先立って
べた基礎とコンクリート立上りの鉄筋組立状況の
検査が行われました。

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この住宅は住宅瑕疵担保履行法の保険適用を受けるため
第三者機関の検査が必要になります。
写真は日本ERIによる検査直後の様子です。
鉄筋の太さ、間隔、かぶり厚、継手など
問題なく施工されていることが確認されました。



前橋郊外に建設中のM家住宅は、外部の左官工事も終わり全体像が見えてきました。

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周囲の緑とマッチした素敵な表情を垣間見ることができます。

今週中に足場がはずされ、いよいよ全貌が明らかになります。

現場では、内部の仕上げと平行して、外構工事が始まります。



デザインスタジオ麦工房では、夏のエネルギーを削減するため改修工事を行いました。

2階の窓を2箇所縦長の窓に変更し、採光と通風の向上を図っています。
窓はオーニング窓だったものを縦滑り出し窓に変更することで、
全面開放することができます。

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改修前(上の写真)
改修後(下の写真)

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(上の写真)改修前の様子
(下の写真)改修中の様子 窓上のまぐさが取り除かれる途中です。

2箇所の窓の吊元(開き勝手)を変えることで、
東・西のいずれの風も取り入れることがでるようになりますし、
片方の窓から入った風を、他方の窓から排出することができるようになります。
建物の片側の面に取り付けられた2つ窓を使って、
効率のよい通風ができる方法です。

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この建物はOMソーラを装備しています。
冬場の室温をあげるために、屋根全面をポリカーボネートの波板で覆っていますが、
夏場は2重屋根内の温度が上がりすぎを抑えるために、新たに排気ファンを設置し熱を逃がす工夫をしました。

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上のダクトからバイパスを設けて外部に排気している様子



紅雲町の家では、基礎の砕石地業に続き、捨てコンが打設されました。

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白く見えるのはべた基礎の下に敷かれるポリフィルムです。
地面から侵入する水分を抑えるために設置されます。

今回の地業では既存駐車場に使われていた砕石が良質であったため
再利用が図られました。
放射能が問題になっている昨今、身近にある安全な材料の有効利用が
大切になります。

また、これからコンクリートの打設が行われますが、
材料の放射線量を事前に確認しています。

セメントについては放射性物質が検出された下水処理場の焼却灰を
利用していないことの事前調査を行いました。

砂・砂利に関しては栃木県のものを利用しますが、採取地の放射線量が
3月11日時点で0.09マイクロシーベルト/時であり、
一般生活をしてゆく際の空間線量、水・食物中に存在する放射線量と
合わせても年間の被爆量は国際放射線防護委員会(ICRP)の示している
平常時の放射線量(1ミリシーベルト/年)をかなり下回ることが確認されています。



この家の敷地は今まで駐車場として使われていました。
アスファルトの撤去に続いて、根切工事が行われました。

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アスファルトを撤去している様子です。

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根切底(基礎地盤)の確認をしました。

この地盤は地質調査の結果、礫混じり粘土であることが判明していましたが
実際に目視による確認を行いました。

スウェーデン式サウンディングによる5箇所の検査箇所では
部分的に750N~1000Nで自沈しており、固い地盤とはいえない状況です。

そのため住宅保証機構の性能保証住宅標準仕様により
「計測点全てが750N自沈以上の場合で、各計測点のデータがほぼ同一の場合」に
相当することから、べた基礎を採用しています。




M家住宅では外部の柱・梁の塗装が行われました。
周辺環境に調和した和風住宅の外観が見えてきました。

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枠組壁工法(ツーバイ)の建物ですので、柱や梁は後から施工されています。
塗料は、安全性が高く高耐侯含浸型の製品が使われています。

工事は、7月3日の完成に向けて順調に進んでいます。