2011/8/13
紅雲町の家 外壁の透湿防水紙2重張り
市街地では延焼の恐れのある範囲の外壁には
準防火性能を持たせることが建築基準法で決められています。
準防火性能のある既製のサイディングを張る方法もありますが、
シャープな外観を追求したこの住宅では、ガルバリューム鋼板の波板で仕上げることになり、
鋼板の下地に防水プラスターボードを張って防火性能を確保しています。
ツーバイの場合、外壁の構造用合板の上に透湿防水紙を張って終わりなのですが
防水プラスターボードの上にも透湿防水紙を施工しています。
そのため、防水紙を2重張りにすることで防水性能の向上が図られました。
建物の内部では断熱材が施工されています。
写真は25畳のリビングダイニングです。