ページトップ

麦工房ブログ

2009年03月 アーカイブ

4月から始まるインテリアコーディネーター資格試験講座の説明会が

3月30日及び4月2日に開催されます。

説明会へ参加をご希望する方は

事前に連絡をお願いいたします。

詳細はこちらです。



前橋市国領町にて

地域に根ざした「かかりつけ調剤薬局」を営む長岡薬局の改修工事が終わりました。


退色した外壁や看板のリニューアルでしたが親しみある薬局の性格をアピールするために

管理薬剤師のイラストを加えています。

%E9%95%B7%E5%B2%A1%E8%96%AC%E5%B1%80%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88.jpg
薬剤師のイラスト

%E9%95%B7%E5%B2%A1%E8%96%AC%E5%B1%80%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%89%E5%85%A8%E4%BD%93.jpg
全体の様子(昔ながらの薬局です)




今年1月に完成したY邸の奥様からコメントをいただきました。
ご了解をいただきましたので紹介いたします。


以前から観葉植物が好きで、窓から差し込む柔らかな日光を浴びて、
活き活きと葉を広げる植物に囲まれて暮らしたいと思っておりました。

ボストンを旅した時に訪れたイザベラガードナー美術館は
4階まで吹き抜けた中庭があり、中庭を囲んで部屋がつくられていて、
どの部屋からもバルコニーや窓から庭の緑を眺められます。

そびえたつ2本の椰子と四季折々の花々の彩りが
それは素晴らしく感動的でした。

初めてデザインスタジオ麦工房を訪ねたとき、
30畳ほどもある大きなリビングと、そこへ続くサンルームを眼にして、
長い間心の中で温めていた想いが形となってつながったように感じ、
迷わず設計を依頼しました。

 
出来あがった我が家の外壁は、夫も私も大好きな茶色と黒のストライプに
なっています。

時の流れと共に愉しめる錆びたドアを開けると、中庭を連想させる
レンガ敷きサンルームになっています。

2階まで吹き抜けていて、格子とガラスの天井は月夜になると
幻想的な空間を演出しています。

20畳程の吹き抜けたリビング・ダイニングの南側には
大開口の折り戸が設けられ、バーベキューコーナーとつながっていて、
夫の希望であった屋外での炭焼料理が存分に愉しめます。

動く盛りの幼い子供もおりますが、窓の位置や高さ、
階段等も配慮がされていて、安全に走り回れるようになっています。
 

2×4、2×6工法による開放的な大空間は、家族がそれぞれ伸びやかに、
そして豊かに暮らせる大変気持ちのよい住まいとなっています。

明るく開放的な昼の顔と幻想的でさえある夜の顔を持つこの家は、
飽きることなく家族と共に歴史を刻んでゆくことでしょう。