2012/2/02
2012/1/01
明けましておめでとうございます

昨年は、東日本大震災、原発事故と大きな出来事により日本中が翻弄されました。
幸せ、人と人とのつながり、住んでいる地域の大切さなど考えさせられる年でした。
そして、私たち麦工房も、どのような社会貢献ができるか考える機会になりました。
今年は、ずっと住み続けられる地域をテーマに、現在求められている施設づくりを通して
住みやすい環境創出を実践してゆきます。
本年もよろしくお願いいたします。
2011/12/07
階段はおもしろい
階段は、上下階を移動するための装置であり、機能性や安全性が強く求められます。
さらに、階段は、ある特徴を持っています。
それは、平面的な移動が主な建物内で、唯一、上下の移動に伴って視線がダイナミックに変化することです。
直線的な(まっすぐな)階段であれば、一段目は視線が踏面に向かいますが、
それ以後は、リズミカルに上がり(下り)ながら、周囲の様子を見ることができます。

吹き抜け空間にある階段であれば、目線の変化により、いろいろな高さで空間を楽しむことができます。
回り階段の場合、意識は一段一段の踏面に集中し、上りきってはじめて2階の空間に意識が向かいます。
視線をコントロールすることができるため、テーマ性のある面白いデザインが可能になります。

また、空間に開放された階段は、見た目に面白い造形にすることが可能です。
そのような階段のおもしろさを意識して、
私たちはいろいろな階段を設計してきました。


この回り階段は、上がるとリビングの大きな吹き抜け空間の中ほどに立つことができます。
そして空中の歩廊を歩いて2階の部屋に行きます。
日頃できない不思議な体験ができる階段です。


この住宅では玄関扉を開けると、階段室になっています。
平面図で見ると3角形に近い形をしていて、回り階段のようになっています。
この階段を上がると、大きな窓のある2階のリビングに入ります。
閉鎖的な階段室によって、リビングの開放感が強調するようにデザインされました。


WOODYな吹き抜けのLDKにつくられた階段です。
格子状に組まれた手すりの造形が空間を楽しくしています。


上の住宅でつくられた階段と同じデザインですが、白い壁で統一された住宅のLDKに設置されています。
部屋のイメージによって、階段の印象もだいぶ変わります。


縦と横の太い木材で構成された手すりが印象的な階段です。
この住宅は、木材を主とした自然素材を多用することがテーマになっています。


玄関ホールの吹き抜けの階段をリフォームしたものです。
モダンでシンプルなデザインになっています。


鉄筋コンクリート造の階段ですが、人が接する踏面や手摺を木で仕上げています。
硬く冷たい材料と温もりのある材料の組み合わせが面白い階段になりました。
このように、階段は建物のイメージに影響を与える大きな要素なります。
建物のコンセプトにあわせて、十分にデザインを練ることが大切です。
2011/11/28
サンルームのある楽しい暮らし
サンルームは、古くは日光浴を目的として設けられたガラス張りの部屋をさしていました。
最近は、建物の内部と庭との中間的な環境をつくり、なかばアウトドア風の生活を楽しむために、
建物の外に張り出し、壁や屋根などの多くの部分をガラス張りにした箱状の空間を、
サンルームとよんでいます。
また、後付けの工業製品も多く販売されています。
私たちは、光を屋根面からも取り入れられるサンルームをさらに積極的に活用し、
生活に密着した、くつろぎ、暖かさを楽しむ日常生活の場として考えています。
そのため、建物の設計時点からサンルームを取り込んだ設計も行っています。


サンルームは、いろいろな植物を置き、テーブルや椅子などを配置し朝食やお茶を楽しむ
くつろぎの場所としての利用のほか、いろいろな利用方法があります。
1.冬の日差しを暖房として利用(パッシブソーラ)
2.雨天時やスギ花粉が飛散する時期の物干し場として利用
3.屋内で飼うペットの日光浴(遊び場)として利用
4.寒さに弱い動植物の避寒の場として利用
さらに、部屋の明かりを消すと夜空の星を家の中で楽しむこともできます。

私たちの設計したサンルームにはいろいろな特徴があり、次のように分類することができます。
タイプ1:近隣からの視線を避け天空から照度を得るタイプ
敷地の周りに住宅が密集しているような場合には、外壁のサッシから採光するのではなく、
屋根から直に光を取り入れる場合があります。


また、浴室のように非常にプライバシーが高い部屋に隣接して設けることもできます。

タイプ2:外部からワンクッションおくための緩衝空間
建物の南側に通行の多い道があったり、有料駐車場があるなど、直接接したくない外部空間がある場合には、
サンルームが緩衝空間として利用されるケースもあります。


タイプ3:建物内に設けた外部的空間
建物の中にいて、アウトドア的な雰囲気を味わおうとする場合にサンルームが有効
に使われました。


タイプ4:植物を置いて異空間を作ろうとするタイプ
サンルームの温室としての特徴を利用して、他の部屋とは一味違う植物のある生活
空間を演出したケースです。


タイプ5:インドアガーデンとして利用したタイプ
寒い時期でも身近に植物の緑があることで、ほっとできる癒しの空間が生まれます。


タイプ6:その他
玄関ポーチをサンルームにし、玄関前のイメージアップを図るなどさまざまな活用方法があります。

しかし、サンルームをつくるときに注意しなければいけないことが何点かあります。
1.雨漏りに注意
サンルームの屋根はガラスが葺かれるのですが、一般の屋根部分とは仕上げ材料が異なります。
そのためこの2種類の材料が合わさる部分から雨漏りが発生しやすくなります。
その対策としては、ガラス屋根を他の屋根の部分と高低差を設けて雨水が回り込まない工夫が必要です。
2.夏の日差し対策
夏の日差しはとても強いため日除けが必要になります。
キャンバス地の天蓋や発泡スチロールなどの断熱材をセットできるようにします。
また、換気扇を付けることも大切です。
3.冬の夜の寒さ対策
屋根がガラスですからたとえペアガラスを使っても室温は下がります。
サンルームと他の部屋は建具で閉じられるようにし、日中にサンルームから取り込んだ暖かい空気を
逃がさないようするわけです。
また、洗濯物をサンルームに干しっぱなしにしておくと、屋根のガラス面で結露する場合がありますので、
注意が必要です。
4.地震時の配慮
屋根面が全てガラスで覆われているとその部分が弱くなります。全てガラスで覆うのではなく、
合板を張った部分をつくり面剛性が保てるように工夫する必要があります。
また、割れても落下しないような網入りガラスにすることも大切です
サンルームには施工上の難しさもありますが、その空間の楽しさは一度経験したら、
2度と手放せない魅力があります。
2011/11/05
インテリアコーディネーター2次試験講座の日程が決まりました。
製図がはじめての方でも、図面が描けるようになります。
12月11日の試験に向けて全10回の講座で、小論文の試験対策も行います。
授業料 ¥40,000(税込)+教材費(実費)
週2回(全10回)火曜・金曜 PM6:30~PM9:00
教室 麦工房カルチャー教室(デザインスタジオ麦工房内)
2011/10/27
紅雲町の家完成
前橋市紅雲町で建設していたMさんの家が完成しました。

完成時お施主様のお気に入りのフォルクスワーゲンが
ビルトインガレージに入庫されました。

VWビートルはまさにこの家にとって画竜点睛の感があります。


リビングからガレージを見た様子

広い玄関には手洗いカウンターがあります。

寝室の様子

レストルームの様子
基本計画の段階からプランニングしていた通りのイメージになり、
お施主様もとても満足されていました。
近日中に作品集でご紹介いたします。
2011/10/08
紅雲町の家 外観ほぼ完成
前橋市紅雲町に建設中のMさんの家の外観がほぼ出来上がりました。




現在内部の仕上工事が進められています。
続いて外構工事が行われ、10月下旬に完成します。

