2011/6/12
麦工房の省エネ対策
デザインスタジオ麦工房では、夏のエネルギーを削減するため改修工事を行いました。
2階の窓を2箇所縦長の窓に変更し、採光と通風の向上を図っています。
窓はオーニング窓だったものを縦滑り出し窓に変更することで、
全面開放することができます。
改修前(上の写真)
改修後(下の写真)
(上の写真)改修前の様子
(下の写真)改修中の様子 窓上のまぐさが取り除かれる途中です。
2箇所の窓の吊元(開き勝手)を変えることで、
東・西のいずれの風も取り入れることがでるようになりますし、
片方の窓から入った風を、他方の窓から排出することができるようになります。
建物の片側の面に取り付けられた2つ窓を使って、
効率のよい通風ができる方法です。
この建物はOMソーラを装備しています。
冬場の室温をあげるために、屋根全面をポリカーボネートの波板で覆っていますが、
夏場は2重屋根内の温度が上がりすぎを抑えるために、新たに排気ファンを設置し熱を逃がす工夫をしました。
上のダクトからバイパスを設けて外部に排気している様子