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麦工房ブログ

紅雲町の家では、基礎の砕石地業に続き、捨てコンが打設されました。

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白く見えるのはべた基礎の下に敷かれるポリフィルムです。
地面から侵入する水分を抑えるために設置されます。

今回の地業では既存駐車場に使われていた砕石が良質であったため
再利用が図られました。
放射能が問題になっている昨今、身近にある安全な材料の有効利用が
大切になります。

また、これからコンクリートの打設が行われますが、
材料の放射線量を事前に確認しています。

セメントについては放射性物質が検出された下水処理場の焼却灰を
利用していないことの事前調査を行いました。

砂・砂利に関しては栃木県のものを利用しますが、採取地の放射線量が
3月11日時点で0.09マイクロシーベルト/時であり、
一般生活をしてゆく際の空間線量、水・食物中に存在する放射線量と
合わせても年間の被爆量は国際放射線防護委員会(ICRP)の示している
平常時の放射線量(1ミリシーベルト/年)をかなり下回ることが確認されています。