2010/3/20
ミラノでの活動に向けて渡伊
2月の最終週、イタリアのミラノに出張してきました。
かつて2年ほど滞在していたイタリアですが、
今回は、設計活動と文化活動を行う事務所設立を
視野において、ミラノの現況を調査することが
目的でした。
以前通っていたデザイン事務所のトップに会うことと、
親しかったアパートの大家さんに会って話を聞くこと、
慣れ親しんだVIA PADOVAの町並みやミラノ中心部の
様子を見ることなど、3日間の強行軍でしたが
現況を把握することができました。
ミラノ大聖堂
ちょうどファッションの新作が発表される時期にあたり
ミラノの中心街は、モデルさんらしき人たちが
闊歩していて、さすが、ファッションの中心という
印象でした。
しかし、ご多分にもれずイタリアの不況もすごく
デザイン事務所も悪戦苦闘しているようでした。
また、移民の人たちが増えているようで
治安もあまり良くないようでした。
サンタンブロージョ教会内ポルティコ
素晴らしいデザインは、社会的・経済的に
安定した所に生まれますが、
現在のイタリアの状況では、
私たちの活動目的を果たすことができないと
判断しました。
再度、作戦を練り直して、
イタリア進出を試みることになりました。
ホテルから見た町の様子