パキスタン植物遺伝資源研究所(1993年03月)
パキスタン植物遺伝資源研究所(1993年3月)
所在地 パキスタン回教共和国、イスラマバード
竣工 1993年3月
床面積 5035平方メートル
構造・階数 RC造2階建
パキスタンの研究所
JA設計勤務時に設計した建物です。
日本のODAで建設された、植物遺伝資源の研究施設です。
強い日差しを調整するために、外壁は2重壁(ダブルスキン)になっています。
この外壁は、建物に奥行き与え、建物をシンボリックにしています。
外観は閉鎖的なイメージですが、内部はイスラミックなデザインが随所に施されています。
この建物は、アメリカの援助によるマスタープランに基づいた
広大な研究施設群の1画にあります。
私たちは、近代的な開発手法のなかで見失われてしまった
「地域固有の文化や生活習慣」を、デザインに反映しました。