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FAQ

設計・デザインについて

設計事務所に依頼するメリットはなんですか?

デザインから現場監理にいたるまで、お施主様をサポートする存在として
大きなメリットがあります。

設計事務所に依頼することで、細部にわたるまでデザインされた、
自分にあった家をつくることが可能になります。
しかも、お施主様の利益を守るために、お施主様の代理人として
設計監理しますので、安心して住める建物を手に入れることもできます。

「予算・料金について」のところで記述しましたが、ハウスメーカーにしろ
工務店にしろ、設計料は何らかの形で支払う仕組みになっています。
お施主様と私たちの間では委託契約が結ばれますが、家づくりに際して、
お施主様側に立っているのが唯一、設計事務所なのです。

お施主様の希望、家族構成や年齢、その家ならではの事情、土地の形や
周辺環境、どれひとつをとっても同じ条件の家はありません。お施主様の数だけ
建物のデザインもあるはずです。
設計事務所がもっとも大切にしているのは、そのようなデザインです。
ですから、個性豊かな、お施主様のライフスタイルに合った、わくわくするような
家づくりが可能になるのです。


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長持ちする家にするには、なにか秘訣があるのでしょうか?

建築の構造・材料はもちろんですが、お施主様の意識が建物を長持ちさせます。

基礎・躯体(骨組み)などの地震や強風に対する構造チェック、
風雨や日射に対して安全なデザインや材料選択、白アリやカビを防ぐ処置方法、
通風や結露対策など、建物の仕様と、設計図通りに建物が建設されているか監理することは、
建物を長持ちさせるうえで必要な条件です。

このことに加え、お施主様が「自分の家である」という自覚と愛着を持つことが大切です。
私たちは、ヒヤリングと打合せを何度も行い、
お施主様にフィットした家をデザインするわけですが、
お施主様が「本当に自分の家だ」思えるまで、何回も打合せとデザインをやり直します。
設計図ができる時には、お施主様も構造から材料まで理解していただいています。

お施主様に時間の余裕がある場合には、
一緒にペンキ塗りや人体に害の無い防蟻処理などすることもあります。
少しでも施工に参加することで、家に対する愛着が強くなります。
その経験から、竣工後でも多少のメンテナンスはご自分でできるようになります。

自分の家の構造や材料を理解していると、
将来の増築や改造をする時にとても役立ちます。
長持ちさせる秘訣は、家に対する愛情を持つことだと思います。

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質の高い家を安価につくる方法はありますか?

工夫次第でコストは下げられます。

極端に予算が少ない場合には限界があります。
しかし、家に求める条件を絞り込み、
自分たちにとって本当に必要な部分、お金をかける部分を明確にし、
贅肉(余分な部分)を削ぎとることでコスト削減の可能性が生まれます。
また、簡単な施工は自力で行うことも削減方法の1つです。

さらに、施工業者を決定する際、
複数の施工業者に見積もりを依頼し、見積もりの安い施工業者を選ぶ方法もあります。
私たちは、海外から建材を個人輸入することで、
国内では高価な建材を安く調達するお手伝いもしています。
円高の時や、個人輸入に必要な資金(建材費+輸送費+輸入手続費等)があれば、
建設費を抑えることも可能です。

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設計事務所って、敷居が高そうで声をかけづらいのですが…

どうぞ気軽にご相談ください。

真剣に、自分たちの家づくりを考えている方には、
気軽に相談ができる場をご用意しております。
敷居なんてありません。どうか気兼ねなさらずに声をおかけください。

ただし、時間をかけず、すぐに家を手に入れたいという方には、
ハウスメーカーの営業窓口をおすすめしています。

建て主の思いを家づくりに反映するためには、
設計者との意志疎通が最も大切です。
私たちの敷居が高いようでは、本当の意味で、
「建て主のためにデザインされた家」はつくれないのです。

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デザインされた家であれば、誰でも快適に住めるのでしょうか?

お施主様のためデザインされた家は、他人には住みこなせないはずです。

この質問は標準的な家族、例えば、
30〜40代の夫婦、職業はサラリーマンと専業主婦、子供2人程度、
規則正しく健康な生活をおくり、
趣味もゴルフ・サッカー・園芸・音楽鑑賞、
時には友達が泊まることもあり、両親は他に居住している…

…などの条件を想定して、ハウスメーカーがデザインした住宅なら、
誰でも快適に過ごせるのでは?と読み替えることができます。

確かに“標準的”なご家族の場合には、標準的な家で標準的な生活ができると思います。
しかし、現実的にはすべてが“標準的”な家族は少なく、
メーカーが思い描いたようにはなかなか住めないもの。
本当の快適さはなかなか手に入らないと思います。

あるお施主様のためにデザインした家が完成した時の話です。
以前、私たちがデザインした家の家族が見学に来て、
誉めたり、羨ましがったり、感想を述べていました。

そこで、私たちはその家族に「この家に住めますか?」と質問しました。
すると、「この家は素敵だけれど、私たちはこの家には住めませんし、
住みたいとも思いません。今住んでいる家は、自分たちのためにデザインされた、
一番住みよい家ですから」
とのお答えが返ってきました。

家族構成、職業、ライフスタイル、趣味、生きがい…
この世1人として同じ人間はいません。
だからこそ、住む人によって家のデザインも違ってくると考えています。
人生の中で、多くの時間を過ごす家は、
自分たちに本当にフィットしているのが理想です。

あるお施主様のためにデザインされた家は、他の人には居心地が悪いはずです。
車を買うようには、自分自身のための家は手に入らないと思います。

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自分のためにつくられた家って、お金がかかるんじゃないですか…

予算にみあった、お施主様が満足できるものを実現する。それが私たちの仕事です。

予算には必ず上限があります。
その予算内で「自分たちのためにデザインされたと実感できる家」を実現するためには、
お施主様が“何を大切にしているのか” を明確にすることが大切です。
このことは、建物のデザインを決めて行く上でとても重要です。

ここでいう「大切にしていること」とは、
「ホッとできる場所」「趣味に没頭できる場所」「家族が一緒に語らう場所」など、
家を建てる人によって十人十色です。

オークのフローリング、木舞を下地にした土壁、大理石張りの風呂、ルームシアター、
蘭の花が咲き乱れるサンルーム、有名な家具が置かれたコンクリート打放しのリビング、
オールステンレスのキッチン、パチパチと音をたてて薪が燃える暖炉…

住宅雑誌やショールームを見れば、欲しくなるものはきりがありません。
そこで、原点に戻って「あなたが大切にしていること」を実現するために、
必要なものを絞り込むことになるのです。
そして、予算と検討しながら、本当に欲しいものをつくりあげていきます。
現時点ではできなくても、将来実現可能なように、前もって計画に入れておくことも大切です。

このように考えるからこそ、世界に1つしかない、
“自分たちのためにデザインされた家”を手に入れることができるのです。

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建て替えるかリフォームするか悩んでいます…

現在の家の状態が判断基準となります。

現在お住まいの家の状況が分かりませんので、
どちらを選択すべきか一概には判断できませんが、
建て替え、あるいはリフォームをご検討するには、何らかの “問題点”があるはずです。
リフォームでその“問題点”が解決できるかどうかが、判断基準になります。

現在の建物の状況(間取りや老朽化、構造等)、家族の構成、
ライフスタイル、生活時間や趣味・嗜好、大切にしているもの…
現在抱える問題点の解消がリフォームで可能であれば、リフォームするのがよいと思います。

また、工事の程度にもよりますが、住みながら工事をすることも可能です。
また、コスト的にも低く押さえることも可能です。
私たちがご協力する場合、私たちの姿勢はリフォームでも新築でも、共通しています。

ただし、ご注意いただきたいことがあります。
住まい手に高齢者がいる場合、住む場所が変わっただけで認知症が発症する可能性があり、
私たちはそのような事例を何度も見ています。
段差を無くしたり、手摺をつけるなど、一見、消極的には見えますが、
大きな生活環境の変化をともなわないリフォームにとどめることも大切です。

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鉄骨造と木造…コストや性能で見て、どちらがいいのでしょうか?

建物の規模や用途、敷地の条件により構造が決まる場合もありますが、
特別な制約が無い場合には、予算や好みで選ぶことになります。

まず一般的な建物の構造は、
鉄筋コンクリート(RC)造、鉄骨造、木造の3種類が考えられます。

コスト面では、RCが80万/坪、鉄骨造が70万/坪、木造が60万/坪程度となります。
それぞれの構造で建物の表情もだいぶ変わります。
感触の好みなどで構造を選ぶ場合もありますが、
実際には予算に応じ、どの構造にするか選択する場合がほとんどです。

「地震に強い」「シロアリの被害がない」「腐らない」といったイメージから
鉄骨造をお考えになる方も多いようですが、
木造でも枠組壁工法(ツーバイフォー)のように地震に強い構造もありますし、
適切な防蟻処理をしておけば安全です。

私たちは、前橋に事務所を開設する以前、
東京でRC造、鉄骨造を中心に設計していましたので、
どちらの構造にも対応可能させていただきます。

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設計を途中で中断あるいは中止することはできますか?

できます。

自然災害などの不可抗力をはじめ、
設計打合せを通して互いの相性が合わないなど、
やむをえず設計が中断あるいは中止される場合があります。

その場合には、実施した業務日数で精算することになります。
詳しくは、ご相談の際にご説明いたします。

私たちは契約(委託契約)に基づいて業務を行います。
建て主と建設会社との間で結ばれる請負契約
(工事の進捗や建物の完成を条件に支払いが行われる契約)とは異なり、
業務にかかった時間で料金が決まります。

また、契約書を取り交わしますが、それ以前に業務委託された時点で
実質的な契約が成立したことになります。
あらかじめご了承ください。

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